映画『ハッチング -孵化-』北欧の美しい家族と卵から産まれた奇妙な生き物が気味悪いホラー!

ハッチング -孵化-

映倫区分|PG‐12
評価|☆☆☆☆★

第38回サンダンス映画祭のミッドナイト部門でプレミア上映された北欧の戦慄のイノセントホラー作品です。

無垢で素直な少女がある日見つけた卵の孵化をきっかけに家族に崩壊の危機が訪れる!?

そんな映画『ハッチング -孵化-』について語りたい!

ということで、最後まで読んでいってくださいね!

ハッチング -孵化-
原題|
Pahanhautoja/Hatching
監督|
ハンナ・ベルイホルム
脚本・原案|
イリヤ・ラウツィ
製作|
ニマ・ユーセフィ
ミカ・リタラハティ
製作国|
フィンランド
配給会社|
ギャガ
日本公開日|
2022年4月15日
上映時間|
1時間26分
公式サイト|
ハッチング‐孵化‐公式サイト
(クリックするとサイトに飛びます)

ホラー映画 血液 吐しゃ物

あらすじ

北欧フィンランドで暮らす12歳のティンヤは、完璧で素敵な幸せ家族の動画を世界中に発信している母親を喜ばせようと感情を押し殺しながら、体操の大会優勝を目指して練習する日々を過ごしていた。

ある夜ティンヤは森の中で奇妙な卵を見つけ、家に持ち帰り家族には内緒で自分のベッドで温めて育てることにした。

想像しているよりも大きく育っていく卵に戸惑いながらも温め続けるとついに孵化をする。

卵から孵化した“それ”は、徐々に家族の問題を浮き彫りにしていきついには家族崩壊にまで陥っていく─。

登場人物

ティンヤ

演|シーリ・ソラリンナ

母親を喜ばせようと自分自身を抑え込み、言いなりになっている12歳の少女。
体操をしており、大会優勝に向けて練習を重ねる日々を過ごしているが実力がいまいち伴わず母親にイライラされている。

母親

演|ソフィア・ヘイッキラ

理想の完璧で幸せな家族像を作り上げ、娘ティンヤを所有物のように扱う自己中心的な母親。

父親

演|ヤニ・ボラネン

妻が理想とする家族像に付き合っているが、娘に対する扱いなどには口出しはしないまるで空気のような夫。

テロ

演|レイノ・ノルディン

ティンヤの母親が入れ込んでいる職人の男性。

見どころ

少女が持ち帰った卵

フィンランドで暮らす少女ティンヤは、完璧で幸せな理想の家族像をネットで全世界に公開している母親の顔色を伺いながらも健気に生活をしていました。

そんなある日、リビングの中にカラスが入り込んでしまい大暴れをしています。
なんとか捕まえることが出来ましたが、母親はそんなカラスの首を躊躇なくひねって殺してしまい、ティンヤに生ゴミとして捨ててきてと笑顔で言いつけるのです。

お隣にはティンヤと同年代くらいの少女レータが引っ越してきます。
レータは犬を飼っているようでティンヤは犬に興味を惹かれますが、犬はティンヤに対して牙を向けて敵意をむき出しにしています。

レータは友達になれそうだけど、犬は仲良くなれそうにありませんでした。

ティンヤには弟がいるのですが、甘えたがりで母親にべったりです。
寝るときにも子守歌を歌ってもらうのですが、母親は弟に対してそっけなくティンヤばかりな様子です。

そして夜になり、ティンヤは鳥の鳴き声で目が覚めて1人で森の中に向かいます

すると森の中で昼間、ゴミ箱に捨てたはずのカラスが息も絶え絶えに生きていたのです。
ティンヤが慌てて助けようとしますがカラスは暴れて苦しんでいる様子に、おもむろに大きな石を持つとカラスにとどめを刺しました。

手をかけてしまったカラスの近くには巣があり、その中に奇妙な卵を発見します。

思わずティンヤはその卵を家へと持ち帰ってしまい、家族の誰にもその卵のことは話さず内緒で育てることにするのです。

ティンヤちゃんすっごくかわいいです!

孵化した卵から産まれた生き物とは?

ティンヤは体操の選手として大会優勝を目指し日々練習をしていましたが、なかなか上達出来ずに悩んでいました。

同じクラブ内の女子たちともあまり馴染めずに浮いているような状態です。

ティンヤが家に帰ると母親が知らない男性とくっついてキスをしているところを見てしまいます。

ショックのあまり凍り付くティンヤに母親は、大人には特別な友達が必要なものなのと言い、父親には内緒にするように約束をさせられてしまいます。

後日母親が出張と言う名のデートに出かけて行きますが、ティンヤは父親に言いたいけど言えなくて胸を痛めてしまうのです。

 

また後日、体操クラブでの練習をママが見に来ます。元体操選手だった母親はティンヤに夢の続きを完全に託しているので失敗続きのティンヤにクラブのコーチもあきれるくらいに厳しく指導をします。

家に帰ると母親はティンヤが何も言わないことをいいことに、浮気相手の話ばかりしてきます。
ティンヤの心は今にも張り裂けんばかりです。

 

あの日から誰にも内緒でこっそり持ち帰った卵を自分のベッドで育てていたティンヤ。
ついに卵が孵化する時が来ました。

卵から孵化した生き物は、鳥なのかヒトなのか、ティンヤが知る中のどんな生物とも結びつかない謎の生き物でした。

なんか変な生き物が産まれた!!

アッリと名付けられたヒナ鳥

ティンヤは卵から産まれたヒナ鳥にアッリと名付けます。

アッリの見た目は醜く、耳障りな声で鳴き、よだれを垂らしています。
ティンヤは戸惑いつつもアッリをお風呂に入れてあげると、毛(髪の毛?)をブラシで梳いてあげるのです。

そうしてお世話をするうちにティンヤはアッリに対して愛情にも似た感情で接するようになり、対してアッリもその愛情に応えるかのようにティンヤに対して嫌なことをする人を襲って攻撃するようになっていくのです。

ティンヤは次第にそういった行動に嫌気がさして拒否反応を示してはいるのですが、アッリの攻撃的な部分は変わらず強くなっていくばかりで……。

アッリが怖いよ!ティンヤちゃんどうなっちゃうの!?

反応まとめ

まとめ

いかがでしたか?

北欧の美しい風景と、理想の家族像を追い求める母親に振り回される娘が見つけた奇妙な卵というなんとも引き込まれるストーリーが面白い作品だと思いました。

奇妙な卵から産まれたアッリという謎の怪鳥はティンヤが吐き戻した食べ物を食べるのですがそれがまた気持ち悪いんですよね…。

母親の満面の笑顔と、娘にそんな話をすな!と言いたくなる自己中心的な考え方が不愉快感をマシマシにしていると思いました。

ティンヤが心の奥で母親に対して拒否反応を感じているはずなのに、ずっと言いなり状態でかわいそうだし、健全な家族とは絶対に言えないのが見ていて苦しいです。

キモくてグロくて、でも何故か美しさは損なっていない、なんとも不思議なホラー作品でした。

ティンヤと母親、そして卵から産まれたアッリがどうなってしまうのか?

是非ご覧になってみてくださいね!

以上、映画『ハッチング -孵化-』北欧の美しい家族と卵から産まれた奇妙な生き物が気味悪いホラー!でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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