映画『便座・オブ・ザ・デッド』クリスマスにオススメ!タイトルで損してるちゃんとしたゾンビコメディ!
目次
便座・オブ・ザ・デッド
映倫区分|G
評価|☆☆☆☆★
クリスマスにオススメのゾンビ映画を紹介します!
低予算にも関わらず脚本の良さが光るワンシチュエーションゾンビ映画で、クリスマスにオフィスメンテナンス作業員が女子トイレに閉じ込められてしまうというストーリーです。
スウェーデンで開催されていた北欧最大のファンタスティック映画祭と、ルンド国際ファンタスティック映画祭でシルバーメリエス・ダルジャン賞受賞!
ポルト国際映画祭ではファンタジー映画部門優秀作品賞を受賞しています。
ということで、最後まで読んでいってくださいね!
原題| STALLED 監督| クリスチャン・ジェームズ 脚本| ダン・パーマー 製作国| イギリス 配給会社| キュービクルヒーロー 公開日| 2013年7月19日(プチョン国際ファンタスティック映画祭) 上映時間| 1時間24分
ゾンビ映画 微グロ 微吐瀉 動物の死骸(人形っぽさ有)
あらすじ
クリスマスイブの夜、とあるオフィスでパーティが行われていた。
メンテナンス作業員のWCは工具箱を持って女子トイレの個室に腰かけていたところ、女性2人組が入って来たので意図せず個室内に閉じこもることになってしまう。
女性2人組はパーティに参加中のオフィス従業員で、同僚のグチやイケてる異性について話しをしていたが、パーティだからハメを外さななきゃと女性同士でキスをし始めてWCは困惑していたが、そのうちの1人がもう1人の女性に嚙みつきはじめ本格的に出られなくなってしまう。
戸惑っているとゾンビが徐々に集まり始めてどうしようと悩んでいたら個室一つ挟んでさらに隣にWC憧れのイーヴィーが同じように閉じこもっているようだ。
2人は生きて女子トイレから脱出できるのだろうか─。
登場人物
WC
演|ダン・パーマー
オフィスメンテナンスの修理工の男性。
女子トイレに閉じこもっている。
イーヴィ・スミス
演|タマリン・ペイン
オフィスみんなの憧れの女性。
女子力が高い。
ヘザー
演|アントニア・バーナス
デビーとホリー2人組に雌牛と呼ばれている豊満ボディの女性。
デビー
演|サラ・スザンヌ・ビギンズ
2人組の女性の一人。
胸に噛み傷がある。
ホリー
演|ヴィクトリア・ブルーム
2人組の女性の一人。
デビーにキスを迫る。
チャーリー
演|ヴィクトリア・ブルーム
WCの上司の男性。
WCが持って行った工具箱を探している。
見どころ
基本女子トイレのワンシチュエーションゾンビホラー
低予算かつ邦題も原題の『STALLED』とはほど遠い『便座・オブ・ザ・デッド』とついてしまうような映画だからつまらないと思うかもしれませんが、脚本の面白さと映像手法が最後まで飽きさせない工夫が散りばめられていて面白かったです。
狭苦しいトイレでのワンシチュエーションなので汚い描写もありますが、見るに堪えない描写ではないかなと思います。(だってゾンビ映画だし)
何気ない会話も面白い
主人公のWCが閉じこもった女子トイレの他の個室には他にも人がいることに途中で気が付きます。
それは社内でも人気のあるイーヴィだということにWCは声を出さずに喜びます。
2人は歩き回るゾンビをどうにかして個室から脱出できないか話をしながら考えていくのですが、その何気ない会話も面白かったです。
イーヴィが明るく気さくなのでWCも徐々に心を開いていき…
低予算でも容赦ないゾンビのバイオレンス
低予算なのはよくわかる作りをしているのですが、割とゾンビのバイオレンスシーンは本気で作り込んでいるなと思いました。
ブラジャーで指を飛ばしてのどに引っかかる、みたいなコメディ的要素もあるにはあるのですがしっかり喉を嚙みちぎり血しぶきが飛びます。
ゾンビはゆっくり歩くタイプなのですが、微妙に知性が残っている?ような描写もありました。
反応まとめ
アマプラで『便座・オブ・ザ・デッド』見た!眠くなったら止めようと思ってたけど全然面白くて余裕で完走しちゃった。ほぼトイレの中が舞台の修理工vsゾンビのワンシチュエーションホラーコメディ。クリスマスのお話なので今見るのがほんとにおすすめ…見て…!! pic.twitter.com/vmS1GKXq11
— 神田 (@KANDADA_Z) December 21, 2023
『便座・オブ・ザ・デッド』視聴完了
B級映画。しっかり面白い。
オープニングのクレジットがこんなに長く感じたの初めてかも。
A級のふりをしたB級が一番がっかりするので、最初からB級感を出したこれは名作。
しかし引き延ばし演出、貴方は駄目です。無駄に引き延ばしをされるとストレス。— ふわふわ羊@インディーゲーム開発者 (@fluffy_sheep_jp) December 19, 2023
話題になってた便座・オブ・ザ・デッドも見ました。そもそもあまりゾンビ映画に詳しくないのだけど、普通に良かった。場面的にはトイレしかないのにここまで緊張感やストーリー盛り込めるの凄すぎる。程よいB級の空気感もあって良かった
— 水月@1/7壁博6号館B Y63b (@miduki_aefrc) December 20, 2023
まとめ
いかがでしたか?
クリスマスにピッタリの素敵なゾンビ映画で、個人的にはかなり好きな部類のゾンビ映画でした。
クリスマスパーティ中にトイレに閉じこもった修理工の主人公は一体何故女子トイレに閉じこもっていたのか?
そして別の個室にいたイーヴィと一緒に脱出できるのか?
基本的にワンシチュエーションなので飽きてしまうかと思わせつつも、会話の面白さと撮影の仕方がかなり凝っていてワンパターンにならないのが面白かったですね。
途中で変なものが見えて来たりとか、変なヤツが来たりとか…
あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、気になった方は是非ご覧になってみて下さいね!
以上、映画『便座・オブ・ザ・デッド』クリスマスにオススメ!タイトルで損してるちゃんとしたゾンビコメディ!でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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