映画『ザ・マミー』ミイラじゃないよ!ストリートチルドレンたちに迫る残酷な運命を描くメキシコ産ホラーファンタジー!
目次
ザ・マミー
評価☆☆☆☆★
行方不明になった母を探す少女を待ち受ける恐怖と残酷な運命を描くメキシコ産ダークファンタジーホラー映画を紹介します!
ホラーはもちろん、廃墟が好きな方必見!!
日本で「未体験ゾーンの映画たち2019」で上映され、スティーブン・キングやギレルモ・デル・トロが絶賛したホラー映画です。
ということで、最後まで読んでいってくださいね!
原題| Vuelven 英題| Tigers Are Not Afraid 監督| イッサ・ロペス 脚本| イッサ・ロペス 製作国| メキシコ 日本公開日| 2019年01月25日 上映時間| 1時間23分
ホラー映画 心霊描写 子どもが犠牲
あらすじ
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突然起こった銃撃事件で母親をギャングに連れされられてしまった11歳の少女エストレヤ。
大切にしていたチョークで「母に帰ってきて欲しい」と願いながら、寂しさや不安、空腹に耐えながらひとりぼっちで過ごしていた。
そんな中、家に泥棒として侵入してきたストリートチルドレンのシャイネたちと出会うと、エストレヤは母を探すために家を出てシャイネたちの仲間になる決心をする。
シャイネたちは仲間になりたいなら『フアスカス』のメンバーを殺せと言う…
そんな中、奇妙な出来事がエストレヤに起こり始めてしまう。
母の呼ぶ声が聞こえたり、見知らぬ誰かに腕を掴まれて引きずり込まれそうになったり、人形が話したり、死者たちが迫ってきたり、血のようなものが壁や床を這い追いかけてくる…
母に一体何が起きたのか?
エストレヤはシャイネたちとともに、どう生きていくのか?
彼女らは子どもたちだけで、一体どうなってしまうのか─。
登場人物
エストレヤ
演|パオラ・ララ
主人公。
行方不明になった母の帰りを待ち続ける11歳の少女。
学校の先生に貰ったチョークを大切にしている。
霊の姿や声を見聞き出来るようだが…
シャイネ
演|ホアン・ラモン・ロペス
ストリートチルドレンたちのリーダー格の少年。
母親を街のギャング『フアスカス』に殺された過去があり、その時に負った火傷の跡が顔に遺っている。
そのため、フアスカスへの復讐心が強い。
ポップ
演|ロドリゴ・コルテス
シャイネ率いるストリートチルドレンの一人。
トゥッチ
演|ハンセル・カシージャス
シャイネ率いるストリートチルドレンの一人。
モリト
演|ネリー・アレドンド
シャイネ率いるストリートチルドレンの一人。
最年少で、虎のぬいぐるみをいつも抱いている。
カコ
演|イアニス・ゲレロ
街のギャング『フアスカス』のメンバーの男性。
ドラゴンの彫りが刻まれた銃と携帯電話をシャイネに盗まれる。
エル・チノ
演|テノッチ・ウエルタ
政治家の男性。
悪い噂が絶えない男で、『フアスカス』とつながっているようだが…
見どころ
少女に起きた悲劇の始まり
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2006年頃、メキシコでは麻薬戦争勃発以来16万人が死亡、5万人以上が行方不明になっており、一部都市の地区ではゴーストタウンになってしまった場所もありました。
その死者や行方不明者たちが残したであろう子どもたちの数は明らかとはなっていません。
この映画は、そんな時代背景の最中にオリジナルのおとぎ話を書くという授業を受けていたエストレヤの学校の近隣で銃撃が鳴り響き、悲鳴を上げる生徒たちに教師は床に伏せるように指示をします。
怯えるエストレヤに教師は床に伏せながらも「3つ分の願い事よ」と3つのチョークを手渡します。
学校は当面の間、安全面を考慮して休学となってしまうのですが帰宅すると母の姿はありませんでした。
母の帰りを待ちながらテレビを見て過ごしていたエストレヤは、テレビに向かって一筋の血の様なものが伸びていくのを目にします。
それは壁を伝ってエストレヤの母親のワンピースに模様を浮かびあげました。
ストリートチルドレンたち
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ストリートで生活をしている孤児のグループが出てきます。
リーダー格のシャイネ、ポップ、モロ、トゥッシたちは屋根の上に居を構えてギャングたちに怯えながも身を寄せ合って生きていました。
彼らは町のギャング『フアスカス』に親や兄弟を殺された孤児たちであり、『フアスカス』にいつか復讐を、と考えている子どもたちです。
ある日、シャイネが『フアスカス』メンバーのカコが酔っ払って店のシャッター前にいるのを見つけ、カコが落とした携帯電話と、ポケットに入っていたけん銃を盗みます。
そのことがきっかけとなり、シャイネたちは『フアスカス』に追われることになってしまうのですが…
ストリートチルドレンたちが身を寄せる廃墟の美しさ
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ストーリーとは離れますが、この映画のロケーションが最高でした。
ストリートチルドレンのシャイネたちが最初に身を寄せていたビルの屋上の雰囲気も良かったですが、『フアスカス』に追われ移動した先の廃墟の雰囲気がとてもよく、エモいなと感じました。
床のくぼんだ場所に水たまりが出来ていて、そこに水槽から逃げ出したのか大きな金魚が泳いでいるのを見て、子どもたちが「魚だけの動物園だ」と喜んでいるシーンや、
廃墟の床(天井)に穴が開いていて、雨漏りか排水かが滴り落ちている場所で子どもがボロボロの傘を持って遊んでいるシーンは、とても儚くも美しいシーンだと思いました。
反応まとめ
#ザ・マミー 2017
ギャングに母を殺された復讐に燃える子供達のお話
彼らの行動力や楽しく生きる姿がとても勇ましくかっこいい!
ジャケットからは想像もつかないと思うけど、普段好きなことばかりして、どんどん肥えゆく自分が恥ずかしくなり、明日から頑張ろうってなる心洗われムービー( ˙*˙ ) pic.twitter.com/g6l1tA7hZl
— じゅ。り (@Ux1AF1WFDwSHasi) January 7, 2020
#ザ・マミー
麻薬戦争の影響でホームレス状態の子供達に迫る危機と超常現象を描くメキシコ産ファンタジーホラー
困難な状況に直面しながらも逞しく立ち向かう子供達が可愛くて面白かった
壁の落書き、虎のぬいぐるみも可愛い
オーディションごっこのシーンも可愛かった
廃墟好きなので雰囲気も好き pic.twitter.com/nlg1cHP7HD— MAKI (@tabechatta915) February 13, 2023
#ザ・マミー 2019
60点ホラーではなくメキシコ麻薬戦争の影響を受ける子供たちの生活を描く社会派スリラーのよう
生活にリアリティはないけど
"追ってくる血''のアイデアは超斬新ただ、ベタすぎる真実と刹那的に前向きな終盤が合わず...
そもそもホラー味期待してたら、薄味地味で物足りなさも pic.twitter.com/Gx5NMzxwLN— Kokky-K@1分映画批評 (@12paku) July 8, 2019
まとめ
いかがでしたか?
ストリートチルドレンたちを待ち受ける恐怖や残酷な運命にフォーカスを置き社会派の内容を描きつつ、エストレヤの独自の雰囲気で現実とファンタジーを行き来して結末を迎えるというダークファンタジー的なホラー作品要素を持つこの作品は、ギレルモ・デル・トロ監督の映画『パンズ・ラビリンス』『MAMA』『ダークフェアリー』がお好きな方にかなりオススメだと思いました。
そして先にも挙げましたように、廃墟好きの方にもオススメです。
ホラー映画としては割と怖い描写もありますが、印象としてそこまで怖くはなかったです。
ストリートチルドレンのリーダー格シャイネを演じたホアン・ラモン・ロペスの演技力もとてもよかったです。
表情がとてもいい!というかカッコいい!!
エストレヤ役のパオラ・ララ含め、他の子役たちもとても良かったので別作品でも活躍しているところを見てみたいですね。
原題の「Vuelven」は日本語に訳すと「戻ってくる」という意味になるそうです。
3つのチョークでエストレヤが願ったことのひとつに、「母親に帰ってきて欲しい」という願いがありましたが、エストレヤの願い通りになったのでしょうか…
そこまで怖くはないですが、雰囲気抜群でストーリーも飽きずに見られて考えさせられる作品なので是非ご覧になってみて下さいね!
以上映画『ザ・マミー』ミイラじゃないよ!ストリートチルドレンたちに迫る残酷な運命を描くメキシコ産ホラーファンタジー!でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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