映画『女霊館』呪いの箱を開けてしまった女性と夫に起こった悲劇!?

女霊館

評価☆☆★★★

Amazonプライムで配信されている映画『ゲット・アウト』のプロデューサーが手掛けたホラー映画をご紹介します。

“箱を開けたものは呪われる”

妻リサの妊娠を期に大学の数学教授として引っ越してきた主人公アダム。

仕事も家庭も順調に思われたが、ある日妻のリサがお祝いに貰った古い箱を開けてしまい、恐怖にさらされていく!

といった“コトリバコ”系ホラーです。

そんな映画「女霊館」について語りたい!

ということで、最後まで読んでいってくださいね!

女霊館
原題|
Malicious
監督|
マイケル・ウィニック
脚本|
マイケル・ウィニック
製作国|
アメリカ合衆国
配給会社|
Netflixオリジナル
日本公開日|
なし(配信のみ)
上映時間|
1時間30分

ホラー映画 心霊描写 性的描写 流産

あらすじ

待望の妊娠が発覚し喜んでいたアダムとリサは、アダムが大学にかなりの好待遇で教授として呼ばれたことをきっかけに社宅として用意された一軒家に引っ越しをすることに。

新居と着くとそこには引っ越し祝いとしてリサの妹ベッキーからアンティークの小箱がプレゼントとして用意されていたようだが、リサが中を開けてみると何も入っていなかった。
リサは特に何も考えずに、インテリアとして暖炉の上に小箱を飾ることにした。

翌日、リサは体のことを考えて軽いランニングに出かけていたところどこからか女性の泣き声が聞こえてくる。

リサが女性の後ろ姿を見つけて声をかけると、その女性はかなり血や泥で汚れていて何か様子がおかしい…。

女性は「赤ちゃんを失った」と泣いているので、リサが助けを呼ぼうとするも、女性はリサが妊娠していることに気付くと「その子を守るな、あなたの赤ちゃんもすでにとられた」と言う。

恐ろしく思ったリサは逃げかえって夫のアダムに電話をするが、アダムが帰宅をするとリサは意識を失って倒れていた。

病院で検査を受けると赤ちゃんは既に流産しており、もう二度と赤ちゃんを産めないと言われてしまう。

ショックからかリサは「家の中に何かいる」とだんだんとおかしくなっていくのだが、アダムは信じられないでいた。

アダムの大学の学部長に相談をすると、なんと引っ越し祝いにとリサの妹がプレゼントしてくれたアンティークの小箱が原因だという。

このままでは危ない、リサを守る為にアダムは奔走する─。

登場人物

アダム

演|ジョシュ・スチュワート

主人公。
妻リサの妊娠と、大学の数学教授として好待遇で招かれたことを期に引っ越しを決意する。

リサ

演|ボヤナ・ノヴァコヴィッチ

アダムの妻。
望んでいた妊娠を喜んでいたが、流産してしまったことをきっかけに家の中に何かがいると思っている。

ロナルド・クラーク学部長

演|デルロイ・リンドー

アダムが務める大学の学部長。
盲目がゆえに、科学では言い表せない何かを感じることが出来る特殊能力があり、大学で研究発表している。

ベッキー

演|メリッサ・ボロナ

リサの妹。
リサの理解者だが奔放な性格で、ヨガが好き。
フラッとやってきては勝手に帰ってしまうようなところがある。
リサの引っ越し祝いとして、不用品バザーで手に入れたアンティークの小箱をプレゼントする。

ジェームズ・ハーパー

演|ルーク・エドワーズ

アダムとリサの新居に以前住んでいた人。

エミリー・ハーパー

演|イヴェット・イェーツ

アダムとリサの新居に以前住んでいたジェームズの妻。

見どころ

リサが森で出会った女性

リサが“箱”を開けた翌日、軽いランニング中にすすり泣く声が聞こえて森の中で出会った薄汚れた女性

泣きはらした表情は暗く、白いワンピースから見える脚は血で濡れていた。

様子がおかしい女性にリサは何があったのか尋ねますが、女性は「赤ちゃんを失くした」と訴えます。

大変だとリサが助けを呼ぼうとすると、女性はリサのお腹を見て「その子を守ろうとするな、すでにその子は奪われている!」と叫びます。

リサは恐怖のあまり、その場から走り去ってしまいます。

この女性は一体誰なのでしょうか?
何故リサにそんなことを言ったのでしょうか?

森の中でこんな人に出会ったら怖すぎますよね…

クラーク学部長がかっこよかった

クラーク学部長は、盲目がゆえにこの世ならざる理が見える特殊能力があるという人物です。

役どころとしてもいいキャラをしていますが、何よりもカッコいいし、演技も良かったです!

クラーク学部長を演じたデルロイ・リンドは、映画『マルコムX』で精神病のギャング、アーチーを演じた役者さんです。

これから公開予定のマーベルスタジオ作品映画『ブレイド』のキャストにも正式に参加と発表されています。

丸いサングラスと黒いシャツ、ジャケット…かっこよかったです!

箱は一体なんなのか?

リサの妹ベッキーが引っ越し祝いとして贈ったアンティークの小箱。

ベッキーは不用品バザーで手に入れたようですが、出自については何も知らない様子でしょうか。

リサが流産してしまったのも、この“箱”は原因なのに…

何故そんなものをプレゼントしたのか、その箱は一体どうなってしまうのかにも注目です。

引っ越し祝いが不用品バザーで買った小箱って…
まぁ、アンティーク品で家に合いそうと思ってプレゼントしたのかもしれませんね!

反応まとめ

まとめ

いかがでしたか?

よくありがちなストーリーで、特に目新しい要素などはないホラー作品でした。

日本の有名なネット怪談『コトリバコ』みたいな話は海外にもあるんですね。
『コトリバコ』は女性や子どもが被害にあう呪いのようなものという話ですが、この作品でも妊娠したリサのみが開けられたということから怪異が始まっています。

恐怖描写はあまり怖くなかったですし、赤ちゃんの幽霊?が現れた時は映画『チャイルドプレイ』のチャッキーかな?と笑ってしまいました。

とはいえ、ホラー慣れしていない方や怖いのが苦手な方には十分怖いと思える範疇だと思います。

終わり方は個人的にはあまり好きではない終わり方でした。
もう少し、こう…なんかあるでしょ!と言うような…

アダム役ジョシュ・スチュワートが出演しているなら、映画『ワナオトコ』やその続編『パーフェクト・トラップ』の方が怖さでいえば面白いかなと思います。

以上、映画『女霊館』呪いの箱を開けてしまった女性と夫に起こった悲劇!?でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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