映画「マルナシドス-ゾンビの谷-」出たよナチスゾンビ!敵同士で共闘して生き残れ!

マルナシドス-ゾンビの谷-

評価☆☆☆★★

Netflixで配信されているゾンビ映画のひとつをご紹介します。

時はスペインの内戦下で、敵同士戦っていた兵士たちはある区画に閉じ込められてしまいナチスの実験でゾンビとなってしまったものたちの襲撃を受けて生き残るために協力することになるが…という映画です。

そんな映画「マルナシドス-ゾンビの谷-」について語りたい!

ということで、最後まで読んでいってくださいね!

マルナシドス-ゾンビの谷-
原題|
Malnazidos
Valley of the Dead
監督|
ハビエル・ルイス・カルデラ
アルベルト・デ・トロ
原作|
マヌエル・マルティン
脚本|
ハイメ・マーケス・オラレアガ
アルベルト・フェルナンデス・アレギ
製作国|
スペイン
配給会社|
Netflixオリジナル
日本公開日|
2020年3月11日
上映時間|
1時間41分

ホラー映画 ゾンビ 四肢欠損

映画「マルナシドス-ゾンビの谷-」あらすじ

1938年、内戦下のスペインで反逆罪となってしまった反乱軍の大尉ロサーノは叔父で上官でもある男に罪を軽くするために運転手を務める二等兵のデクルスと共に第六部隊への伝令を任されることになる。

危険な衝突地帯の道の途中でロサーノとデクルス。

戦闘機同士が撃ち合って1機が破れて山中に墜落する中、パラシュートが開き落ちていくのを目撃して助けに行くことに。

しかしパラシュートで降りてきた兵士は無残にも手足を失った状態で木にひっかかり既に息絶えていた。

唖然とする2人はどこからかやってきた政府軍の軍曹率いる部隊に捕まってしまう。

敵の捕虜として連れて行かれそうになったその時、死んでいたはずのパラシュートの兵士が敵部隊にいたカメラマンの男にかみつき食い殺してしまう。

次第にゾンビが大量発生してしまい、共闘することになるが一体このゾンビは何故発生したのか?

彼らは生き残ることが出来るのか─。

映画「マルナシドス-ゾンビの谷-」登場人物

ジャン・ロザーノ大尉

演|ミキ・エスパルベ

主人公。
戦争前は弁護士をしていたが、銃を突きつけられても臆さないタフガイ。
人を見捨てることが出来ない性格で、敵味方関係なく生き残るために動く。

デクルス二等兵

演|アルバーロ・セルバンテス

ロサーノ大尉と共に第六部隊へと向かう若き二等兵の男。
車の運転が出来るということで運転手を任せられた。
気が弱いが、調子に乗ると一言多くなるタイプ。

軍曹

演|ルイス・カイェホ

政府軍の軍曹。
戦争前は鉄道員をしていた。
反乱軍に対して容赦ないが、情け深い男でもあるため部下から信頼を得ている。

マタキュラス

演|マリア・ボット

軍曹率いる政府軍の紅一点。
通称「司祭キラー」
ロサーノ大尉に対し、敵意むき出しだったが…

映画「マルナシドス-ゾンビの谷-」見どころ

敵味方で共闘してゾンビと戦う!

敵として戦い殺し合っていたはずの人々が、生き残るために手を組んで共闘をします。

登場人物一人一人のキャラが立っていて、互いに軽口を叩いたり、1人で何か画策していたりとなかなか面白かったです。

ゾンビ映画としての物足りなさをキャラクターがカバーしてくれていると感じました。

B級っぽいな、少しコメディっぽいかな、と思わせておいてしっかりストーリーが展開されていくところや、ゾンビ映画でよくある次々と仲間が倒れていく展開もダレずにキャラクター性を持たせながら進んでいくので良かったです。

セリフ回しがちょっと昔のハリウッドのアクション映画感あっていい感じでした!

スペイン内戦とは

1936年から1939年まで第二共和政期のスペインで発生した内戦です。

スペイン陸軍の将軍グループがスペイン第二共和国政府に対しクーデターを起こしたことにより始まり、スペイン国土を荒廃させたのち、共和国政府を打倒した反乱軍側の勝利で集結しフランシスコ・フランコに率いられ独裁政治が樹立されました。

反ファシズム陣営である人民戦線をソビエト連邦、メキシコが支援して、欧米市民文化人・知識人も義勇兵として数多く参戦。

そして、ファシズム陣営をドイツ・イタリア・ポルトガルが支援・参戦するなどしました。

ピカソのゲルニカだね

原作は小説

マヌエル・マルティン・フェレラスが2012年に執筆したスペインの人気小説「Noche de Difuntos Del 38(38年の死者の夜)」を基にハイメ・マーケス・オラレアガとアルベルト・フェルナンデス・アレギが書き下ろしたものから映像化しました。

フェレラスはスペイン内戦の最大かつ最も重要な戦いでもあったエブロ川の戦いについてのドキュメンタリーを見たことから、それを小説の背景として執筆したそうです。

この小説は映画作品だけにとどまらず、ソニーインタラクティブエンタテイメントからグラフィックノベル形式の3人称シューティングゲーム「ValleyOfTheDead:MalnaZidos」が発売されているそうです。
(参考:Netflix News)

ゲーム日本語化したらプレイしてみたいです!

映画「マルナシドス-ゾンビの谷-」反応まとめ

まとめ

いかがでしたか?

出ましたナチスゾンビ!という感じですが、敵味方で生き残りをかけて共闘して、次第に友情さえ芽生え…といったベタもベタな展開ですが、こういうの大好きなんですよ!

スペインの映画、最近本当に面白いので期待してみたのですが面白いけどちょっとだけ物足りなかったかなという印象でした。

それでも敵味方で共闘して戦前は何をしていたと語り合っていたかと思ったら仲間内で争いが起きたり、ゾンビが発生した理由を追っていく工程などなかなか面白い展開だったので見て損はなかったなと思います。

登場する人物の中ではデクルス二等兵と司祭キラーのおねえさんが好きでした!

デクルス二等兵は頼りなさそうな感じだけどいざという時頑張れる子で、司祭キラーのおねえさんはショートカットで強気のおねえさん感がかっこよかったです。

ベタでちょっと物足りないとは言いましたが、決してつまらない映画ではなかったので、暇だなというときにオススメの映画です。

是非お時間ある時にでも見てみてくださいね!

キャラ付けやセリフ回しがいい感じで楽しめました!

以上、映画「マルナシドス-ゾンビの谷-」出たよナチスゾンビ!敵同士で共闘して生き残れ!でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

 

Netflix会員の方はこちらから視聴できます。




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