映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』弟の失踪と呪われた映像の真相とは?|あらすじ・感想まとめ

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ

映倫区分|G
評価☆☆☆☆★

第2回日本ホラー映画大賞 大賞受賞監督デビュー作品!

監督は『イシナガキクエを探しています』『飯沼一家に謝罪します』などで知られる気鋭の映像作家・近藤亮太。

そして、総合プロデューサーを務めたのは、あの『呪怨』シリーズの清水崇。

Jホラーの王道と現代感覚が融合した、背筋が凍るような映像体験が待ち受けています。

本作は、2022年にYouTubeで発表され話題を呼んだ短編をベースに長編化したもの。

消えた弟と一本のビデオテープ”を軸に、記憶・家族・闇に潜むものを描き出します。

そんな映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』について語りたい!

ということで、最後まで読んでいってくださいね!

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ
原題|
ミッシング・チャイルド・ビデオテープ
監督|
近藤亮太
制作|
金子鈴幸
製作国|
日本
配給会社|
KADOKAWA
日本公開日|
2025年1月24日
上映時間|
1時間44分
公式サイト|
ミッシング・チャイルド・ビデオテープ公式サイト
(クリックするとサイトに飛びます)
公式Twitter|

ホラー映画 心霊描写

あらすじ

幼い頃、弟・日向を山で見失って以来、心に深い傷を抱えて生きる敬太は今、行方不明者の捜索ボランティアを続けていた。

ある日、母親から送られてきた古いVHSビデオを再生した彼は、そこに弟が消える瞬間の映像を見つけてしまう。

霊感を持つ同居人・司が「それ以上はやめろ」と忠告するも、敬太は真相を追うべく記者の美琴とともに真相を追っていく。

そして再び、「弟が失踪した山」へ足を踏み入れるが…

登場人物

兒玉 敬太

演|杉田雷麟

一緒に遊んでいた幼い弟を山で失った主人公。
現在は行方不明者の捜索ボランティアとして活動。

天野 司

演|平井亜門

霊感を持つ敬太の同居人。
ビデオテープに不穏な気配を感じ、彼を止めようとする。

久住 美琴

演|森田想

記者として敬太を取材。
調査に同行し、事実の追求を目指す。

塚本 哲也

演|藤井隆

美琴の上司。
作品中の新聞社関係者として登場する。

兒玉日向

演|白鳥廉

 主人公・敬太の弟。
幼い頃に兄・敬太と山の中の廃墟でかくれんぼをして以来、行方不明になっている。

見どころ

「ホームビデオ」から始まる恐怖のリアリティ

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

@evihcramlifがシェアした投稿

本作には、VHSというアナログ映像メディアが不安感を煽る映像として出てきます。

子どもが家庭用ビデオカメラを手に撮影した、目線の低さ、ブレやピンボケ、音声の乱れが妙にリアルで、まるで本当に存在した家族の記録を見せられているような錯覚に陥ります。

最初は日常的な記録映像に見えるのに、ふとした瞬間に「何かおかしい」と気づいた時の背筋がぞくっとする感覚。

その違和感の積み重ねが、Jホラーならではの静かな恐怖を際立たせています。

日常と異常の境界が曖昧になるあたりが、この作品の第一の見どころです。

ここまで“本物”っぽい映像は久々で、じわじわ怖さが染み込んできました。

“喪失”と“後悔”を内包した主人公のドラマ

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

naokometsukibatta(@naokometsukibatta)がシェアした投稿

物語の中心にあるのは、幼い頃に弟を見失ってしまった主人公・敬太の後悔と贖罪の物語です。

心霊的な恐怖だけでなく、「あのとき自分が何かできたのではないか」という強烈な自責の念が、作品に深みと重みを与えています。

敬太は行方不明者を探すボランティアとして活動しており、それは弟を救えなかった過去を埋めようとする彼なりの償いでもあります。

このパーソナルな動機が、ホラーというジャンルを超えて人間の弱さや喪失の痛みを描き出している点も、大きな魅力です。

「ホラーでありながら、喪失と向き合う人の物語としても胸に残りました。

王道Jホラー×フェイクドキュメンタリーの融合による没入感

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

KaoriSawabe(@kaorisawabe)がシェアした投稿

本作はフェイクドキュメンタリー形式を採用しており、まるで本物の取材番組を見ているかのような構成になっています。

登場人物の証言やVHS映像、現場のロケーションが現実味を帯びているため、フィクションと分かっていても思わず引き込まれてしまいます。

そしてこの現実感の上に重ねられるのが、清水崇プロデュースによる王道のJホラー演出です。

直接的な恐怖表現は控えめですが、じっと見ていると何かが映り込んでいるような「気配」の演出が抜群に巧みです。

不穏な空気が少しずつ積もっていき、気がつけば目を離せなくなっている。
そんな感覚に陥ります。

まるで実在の事件を追っているかのようなリアルさに、思わず息をのんでしまいます。

反応まとめ

サブスク配信状況 (2026年2月 現在)

〇=配信中 △=レンタル ×=配信なし です。

配信サービス 配信状況
Netflix ❌ 未配信
Amazon Prime ✔️ 配信中
Hulu 🎦 レンタル配信中
U‐NEXT ✔️ 配信中
YouTube 🎦 レンタル配信中

本記事で紹介しているサブスクリプションサービスの配信状況は、サブスク配信状況 (2026年2月 現在)
の情報に基づいています。
配信状況は予告なく変更されることがあり、一部のタイトルは配信終了している可能性もございます。
サービスごとに更新頻度や内容が異なるため、視聴を希望される方は、各サブスクリプションサービスでの最新情報を確認することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

見始めた時は「静かだな…」という印象だったのに、しばらくしてからじわじわと怖さが広がってくる。
そんなあとから効いてくるタイプのホラーでした。

弟を失った兄と、古いVHSテープ。

その2つが交差したとき、これはただの心霊ホラーじゃなくて、「どうしようもなかった過去」や「忘れられない記憶」と向き合う物語になっていきます。

ビデオに映っているのは、家族で過ごした当たり前の時間。
でも、よく見るとちょっとした違和感がじわじわとにじんでくるんです。

最初は気のせいかと思っても、どこかおかしい。
その感覚に気づいた瞬間が、本作における一番の恐怖かもしれません。

「何が怖いのか分からなかった」という人がいるのも分かります。
ジャンプスケア的な表現や、分かりやすい心霊描写は全くといってない作品です。

でもこの作品は、何かがはっきり映ってるから怖いというより、「映っていたかもしれないもの」に気づけるかどうかがカギになっている気がしました。

そしてその“見落とし”が、観たあとにじわじわと怖さとして残るんですよね。

だから私は、この映画の怖さって「幽霊が出る」ことじゃなくて「自分が気づいてなかった」ということにあるんじゃないかなと思いました。

そしてその根底には、敬太の取り返しのつかない後悔がある。
弟はどこに消えたのか、自分は何を見落としてきたのか。
観れば観るほど、自分の中でも答えが変わっていく──

そんな深さのある作品でした。

以上、【映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』弟の失踪と呪われた映像の真相とは?|あらすじ・感想まとめ】でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

この記事が面白い!と思った方は是非いいねボタンを押して行ってくださいね!
筆者の励みになります!











 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA