映画『オレゴン・ホテル 恐怖の館』親切なふりをした“狂気”に閉じ込められるサイコスリラー
オレゴン・ホテル 恐怖の館
評価☆☆☆★★
田舎町にある小さなホテルで始まる静かな恐怖。
一見親切そうな人たちの裏に潜む“異常”を描いたサイコスリラーで、
派手な演出は少ないけど、じわじわと気味の悪さと不穏さが増していく作品です。
登場人物は少なくて、展開も比較的シンプルがゆえに緊張感が絶えない描写が上手く、
特に心理的な圧迫感や不条理な人間関係にゾッとするような描写が多く、鑑賞後に妙な後味を残します。
ということで、最後まで読んでいってくださいね!
原題| Besetment 監督| ブラッド・ダグラス 制作| ブラッド・ダグラス 製作国| アメリカ合衆国 配給会社| 情報なし 日本公開日| 情報なし 上映時間| 1時間16分
サスペンスホラー 性的暴力・性的描写 精神的虐待・心理的圧迫
あらすじ
仕事を失った若い女性アマンダ・ミラードは、新たな職を求めて田舎町にある古びたホテル「オレゴン・ホテル」で働くことになった。
周囲から隔絶されたその町には、どこか時間が止まったような空気が漂っていた。
ホテルの女主人ミルドレッドと、その息子ビリーは、最初こそ親切に接していたが、次第にアマンダは彼らの言動に違和感を覚え始める。
電話も満足に通じず、町の人々もどこかよそよそしい。
アマンダはこの場所に潜む“何か”を感じ取るようになっていった。
逃げようとしても逃げられない閉ざされた世界の中で、アマンダは静かに追い詰められていくことになる─。
登場人物
アマンダ(Amanda)
演|アビー・ワスン(Abby Wathen)
本作の主人公。
都会で職を失い、再起を図って田舎町にある「オレゴン・ホテル」に就職することになる若い女性。
明るく前向きな性格で、新しい環境にも順応しようと努力するが、次第にホテルやその住人たちの“異常さ”に気づき始める。
ミリー(Mildred "Millie" Colvin)
演|マリン・メイソン(Marlyn Mason)
オレゴン・ホテルのオーナーで、年配の女性。
一見すると親切で朗らかだが、どこか言動に違和感が漂う。
アマンダを温かく迎え入れるが、次第にその“親切”が異様な執着のようにも感じられてくる。
田舎町での長い生活を感じさせる、独特の雰囲気を持つ人物。
ビリー(Billy Colvin)
演|マイケル・メイヤー(Michael Meyer)
ミリーの息子で、ホテルの住み込みスタッフのような存在。
寡黙で内向的。
母の言葉に従順に従う姿が印象的だが、何を考えているのか掴みにくい人物。
ブラッド(Brad)
演|マックス・グットフロイント(Max Gutfreund)
アマンダが移住先で出会う青年。
彼女の移住前の生活を知る数少ない存在。
保安官ジョー・ペイリン(Sheriff Joe Palin)
演|グレッグ・ジェームズ(Greg James)
地元の保安官。
田舎町の治安を守る存在だがその役割には限界もあり、ホテルのことについてもあまり深く踏み込まない。
副保安官ジュリー・ネルソン(Deputy Julie Nelson)
演|ハンナ・ベアフット(Hannah Barefoot)
地元保安官事務所の副保安官で、町の中では比較的まともな常識人。
アマンダの母(Amanda's Mother)
演|リンゼイ・クライン(Lindsae Klein)
アマンダの母親。
ベン・ヘイスティング牧師(Pastor Ben Hastings)
演|マックス・グットフロイント(Max Gutfreund)
町の牧師。
住民たちの精神的な支えとなっている。
ブリタニー(Brittany)
演|ソニア・デイヴィス(Sonya Davis)
町の住人。
マーク(Mark)
演|ジョン・T・ウッズ(John T. Woods)
アマンダのキャリアカウンセラー。
彼女の職探しをサポートする。
見どころ
仕事を求めてやってきた田舎町のホテル
主人公のアマンダは、同居している母親との折り合いが悪く自立して家を出たいと思っていました。
キャリアカウンセラーに仕事を紹介してもらおうにもなかなか決まらずに、困り果てています。
仕事の面接を受けるにも車のガソリン代を母親に工面してもらわないといけないような切羽詰まった感じでした。
しかし、住み込みでのホテルの仕事が即日で決まり、アマンダはすぐさまそのホテルがある田舎町へと向かいます。
田舎という閉鎖空間での緊張感
アマンダがたどり着いたホテルは「オレゴンホテル」という、ミリーという老婦人が切り盛りしている個人経営のホテルでした。
ミリーにはビリーという息子が一人いるのですが、ビリーはあまり話すことはなく内向的な印象です。
早速ミリーはアマンダを歓迎して、部屋を案内して回り、食事にも誘います。
アマンダは何から何まで親切にしてくれるミリーに対して、折り合いの悪い母親から離れてここで働くことを決めます。
しかし、何かどこかおかしい…
田舎になれないせいなのか、アマンダは無意識ながらにも違和感を感じ始めていきます。
外の世界から遮断された環境の中、彼女が感じ取る“ほんのわずかな違和感”が次第に大きな不安へと変わっていく過程は、観ているこちらも深く引き込まれます。
少人数キャストが生む“異様な空気感”
この映画の登場人物はとても少なく、ほとんどの時間がアマンダ、ミリー、ビリーの三人だけで進んでいきます。
だからこそ、ちょっとした表情や言葉の間、ふとしたしぐさに「何かあるのでは…?」という緊張感が漂います。
特にビリーの存在感は独特で、無口で不器用な青年というだけで済まない、どこか拭えない“危うさ”があり、それが物語全体に影を落とします。
華やかな演出や派手な恐怖は少なめですが、だからこそ人物の距離感や会話のテンポがリアルに感じられ、次に何が起こるのか分からない不安にじわじわと包まれていくのです。
反応まとめ
『オレゴンホテル 恐怖の館』
ブラッドダグラス監督のZ級ホラー😙
低予算で稚拙なところは多々あるものの、生理的に気持ち悪くしようとする母親の異常な愛情とか口縫いの監禁やら頑張ってるところは良き印象🤗
物語も後半からはテンポ良くなって意外に楽しめました😊
フライパンで殴る音が面白すぎ🤣 pic.twitter.com/VLmZnTgMRH— とんれら (@TNtPjUXKIwoJzBy) December 17, 2024
『オレゴン・ホテル恐怖の館』
事情がある女性アマンダはとある田舎町のホテルで住み込みにて働くことになった。オーナー親子は親切だが、親切すぎる。前半の薄気味悪さに眠くなるものの、後半から一気に気持ち悪さが跳ね上がり、さすがにドン引きしてしまったサイコスリラー。 pic.twitter.com/CXTf6VwnsR— Lii🎻ʀᴇ:ᴍᴏᴠɪᴇ (@SHERLOCK221b_73) May 6, 2024
『オレゴン・ホテル 恐怖の館』(2017)
田舎のホテルで住み込みで働くことになった女性がおそろしい目に遭う話。
映画としてのクオリティはかなりしょぼいが、ヤバいキャラクター達が魅力的なのと、74分という短い上映時間のおかげで最後まで観ていられた。なかなかおぞましい展開だった pic.twitter.com/BjAKVr4TPZ
— 菅原県(漫画家&イラストレーター) (@sugawaraken) November 18, 2023
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まとめ
いかがでしたか?
いわゆるB級映画かなと思ってみてみたのですが、割と楽しめました。
ミリーとビリー親子がなんとも気持ち悪い親子で、正直目を背けたくなるような衝撃のシーンがありました。
本気で気色悪いとドン引きしてしまいましたね💦
怖いシーンがあるかと言われると全然ないといってもいいくらい怖くはないです。
フライパンで殴られるシーンがあるのですが、いい音してました笑
でも気持ち悪いというか気色悪い親子の思想と、アマンダの決断については怖いと思いました。
何故そうなる…と、観終わったあとに軽くへこみます。
決してめちゃくちゃつまらない!という感じではないので、よかったらご覧になってみてくださいね!
以上、【映画『オレゴン・ホテル 恐怖の館』親切なふりをした“狂気”に閉じ込められるサイコスリラー】でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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