映画『デイ・ゼロ(Day Zero)』徹底解説|フィリピン発ゾンビ映画は異種格闘技全部盛り!

デイ・ゼロ(Day Zero)

映倫区分|16+
評価|☆☆☆☆★

ゾンビ映画やパンデミックものといえば、アメリカや韓国の作品が思い浮かぶ人が多いかもしれません

しかし、そんな固定観念を覆す1本が2022年に登場しました。
それが、フィリピン発のゾンビアクションスリラー映画『デイ・ゼロ(Day Zero)』です。

本作は、パンデミックと社会崩壊を背景に、人間の本性や家族愛を描いた驚くほど完成度の高いサバイバル作品。

主演は総合格闘技のスターブランドン・ヴェラ
肉弾戦と心理戦が入り混じるストーリーは、観る者を画面に釘付けにします。

そんな映画『デイ・ゼロ(Day Zero)』について語りたい!

ということで、最後まで読んでいってくださいね!

デイ・ゼロ(Day Zero)
原題|
Day Zero
監督|
ジョーイ・デ・グスマン
アグン・ゲデ
制作|
エリック・マッティ
ロナルド・スティーブン・モンテヴェルデ
ロゼル・Y・モンテヴェルデ
製作国|
フィリピン
配給会社|
ウェルゴーUSAエンターテインメント
キノロスギスティカ
アートハウスプロダクションズ
ディスラプターメディア
ライトハウスホームエンターテイメント
日本公開日|
なし
上映時間|
1時間22分

ゾンビ映画 暴力描写 流血・グロテスクな表現

あらすじ

フィリピンの首都、マニラ。

元特殊部隊の兵士・エモンは、8年の服役を終え、ようやく家族の元へ戻れる日を迎えていた。

刑務所では手話を学び、聴覚障害を持つ幼い娘ジェーンと再会して父親として新たな人生を始める希望に胸を膨らませていた。

しかし、仮釈放の日に都市は突如としてパニックに包まれる。

正体不明のウイルスが爆発的に拡大し、人々を凶暴なゾンビへと変貌させていく。
感染者は次々と増殖し、街は崩壊。隔離、暴動、逃亡…あらゆる秩序が失われた混乱の中、エモンはただひとつの目的のために動き出す。

「娘に会う。そのためなら、どんな地獄も超えてみせる」

元戦士としての経験と肉体を武器に、エモンは旧友ティモイと共にゾンビと化した街を突破し、妻シェリルと娘ジェーンの元へ向かう決死の旅に出る。

やがて彼は、同じように愛する者を探す人々と出会いながら、ウイルスの裏に隠された陰謀と、人間同士の恐ろしさにも直面することになる…。

果たして、崩壊寸前の世界の中で、家族との再会は叶うのか──。

登場人物

エモン

演|ブランドン・ヴェラ

物語の主人公。
元兵士であり、一児の父。
パンデミックによる隔離政策の中、家族を守るために命をかけて脱出を試みる。
鍛え抜かれた肉体と冷静な判断力を持ち合わせた、正義感の強いヒーロー型のキャラクターで、アクションと父性愛の両面が魅力。

ティモイ

演|ペペ・エレーラ

エモンの服役仲間であり、親友。
エモンに手話を教えるなど、家族との再会を支援する。
ゾンビ感染後もエモンと行動を共にし、ユーモアと人情味あふれるキャラクター。

シェリル

演|メアリー・ジーン・ラスティモサ

エモンの妻であり、ジェーンの母。
夫の不在中、娘を一人で育ててきた。
エモンからの突然の連絡に戸惑いながらも、家族を守るために奮闘する強い女性。

ジェーン

演|フレイヤ・フューリー・モンティエロ

エモンとシェリルの娘で、聴覚障害を持つ。
父との初対面を心待ちにしていたが、感染拡大により過酷な状況に巻き込まれる。

オスカー

演|ジョーイ・マルケス

警察官で、デイビッドの父親。

デイビッド

演|ヨハンス・レヴィ・ブイ

オスカーの息子で、父を探している青年。
エモンとティモイと行動を共にする。

パオロ

演|リッチ・リベロ

若いカップル。
感染拡大の中でエモンたちと遭遇する。

ヘイゼル

演|ジェマ・ガランザ

若いカップル。
感染拡大の中でエモンたちと遭遇する。

フリーダ

演|シャーメイン・サンティアゴ

生存者の一人。

ジョビット

演|ジョビット・モヤ

生存者の一人。

ピーター

演|ジェームズ・ロマハン

生存者の一人。

リンダ

演|アイリーン・サヒバッド

生存者の一人。

見どころ

フィリピンから生まれた本格ディストピア映画

映画『デイ・ゼロ』は、感染症によるパニックと都市の崩壊という世界共通の恐怖を、フィリピン独自の社会情勢や政治背景と絡めて描いています。

病院や隔離施設の混乱、政府の無策、貧困層が真っ先に犠牲になる様子など、社会的メッセージ性が非常に強いのが特徴です。

東南アジア映画ではまだ珍しい本格的なディストピア演出と、ハリウッドにも負けないクオリティの映像美が相まって作品の世界観に強く引き込まれます。

フィリピンのホラー映画やゾンビ映画は初めて見たかも!

主演のブランドン・ヴェラの圧巻アクション

主人公エドは、元兵士にして一児の父という設定。
演じるのは、実際に総合格闘技で活躍しているブランドン・ヴェラです。

彼の肉体を駆使したリアルな格闘シーンは本作の大きな見どころ。
銃を使わずに感染者と戦う場面も多く、息詰まる近接戦闘が続く中、観客は常に緊張感に包まれます。

ただの“強い男”ではなく、家族を守りたいという純粋な動機が彼の行動原理になっているため、アクションの中にも人間らしさが感じられるのも魅力です。

またアクションシーンのカメラワークも凝っており、それも相まって激しい戦闘シーンが絵になっていました。

想像していたゾンビ映画と違って、アクションシーンめちゃくちゃかっこよかったです!!

“隔離”と“感染”のリアリティ

物語の重要な要素である「隔離」は、近年の現実世界でも経験した人が多いテーマです。

本作では、感染者を取り締まる政府の強硬な姿勢や、個人の自由と公共の安全のジレンマが丁寧に描かれており、パンデミック後の時代にこそ響く内容となっています。

不条理なルール、封鎖された都市、自由を奪われた人々——
そんな閉塞感が、画面越しにひしひしと伝わってきます。

隔離した世界では人々が助けを求めても、すぐに手を差し伸べずに相手を疑ったりしちゃうのは自然なことなのをリアルで体験しましたよね…

サバイバルの中に浮かび上がる“家族の絆”

本作の核は、「家族を守る」という一貫したテーマです。

軍人として冷静に行動しながらも、“父として”の愛情が主人公エドを突き動かします。
極限状態の中で試される人間関係や信頼は、ただのゾンビ映画では終わらない深い余韻を残してくれます。

アクションとヒューマンドラマのバランスが見事で、観終わった後に残るのは恐怖ではなく、むしろ希望や勇気かもしれません。

ただ怖いだけのゾンビ映画ではなく、感動の押し売りでもないバランスのいい映画です。

反応まとめ

サブスク配信状況 (2026年2月 現在)

〇=配信中 △=レンタル ×=配信なし です。

配信サービス 配信状況
Netflix ×
Amazon Prime
Hulu
U‐NEXT
YouTube

本記事で紹介しているサブスクリプションサービスの配信状況は、サブスク配信状況 (2026年2月 現在)
の情報に基づいています。
配信状況は予告なく変更されることがあり、一部のタイトルは配信終了している可能性もございます。
サービスごとに更新頻度や内容が異なるため、視聴を希望される方は、各サブスクリプションサービスでの最新情報を確認することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

フィリピン発のゾンビ映画だと気づかずに、なんかワイスピのヴィン・ディーゼルみたいな人出てるーと思って見始めた映画でしたが、見事に夢中になって見ていました笑

主人公のエモンの無骨さと、その友人のティモイのキャラクターがすごく魅力的で、愛する妻と娘にただ会いたいと願う父親の心情と、街中に起きているパンデミックからの悲壮感がたまりませんでした。

ゾンビは生きのいい走るタイプのゾンビで、見た目も良かったです。
いろんなゾンビ映画のいいところをつまんでいるような感じはしましたが、面白かったです。

総合格闘技家であり元ONE世界ヘビー級王者であるブランドン・ヴェラ氏だからこそできる、CGに頼らない本物の動きとスピード感のある生身のアクションが凄かったです。

今作以外にも映画『バイバスト』というスラム街に潜入した麻薬取締官の女性警察の死闘を描くバイオレンスアクション映画にも出演しているそうで、面白そうだから見てみようかなと思いました。

以上、【映画『デイ・ゼロ(Day Zero)』徹底解説|フィリピン発ゾンビ映画は異種格闘技全部盛り!】でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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