映画『アッシュ~孤独の惑星~』その記憶は、本物か。SFの皮をかぶった心理スリラー!

アッシュ~孤独の惑星~

映倫区分|G
評価|☆☆☆☆★

Amazonプライムビデオ独占配信中のSF映画『アッシュ~孤独の惑星~

遠い惑星「アッシュ」で目覚めた宇宙飛行士リヤが、宇宙ステーションの仲間が皆殺しにされた惨劇を知るところから始まります。救援に駆けつけた宇宙飛行士ブリオンとの間で、互いに疑心暗鬼に陥りながら、事件の真相を探る展開が描かれます

そんな映画『アッシュ~孤独の惑星~』について語りたい!

ということで、最後まで読んでいってくださいね!

アッシュ~孤独の惑星~
原題|
Ash
監督|
フライング・ロータス
脚本|
ジョニ・レムラー
制作|
マシュー・メトカルフ
ネイト・ボロティン
製作国|
アメリカ合衆国
配信|
Amazon Prime Video
配信開始日|
2025年4月24日
上映時間|
1時間36分
公式サイト|
アッシュ~孤独の惑星~
(クリックするとAmazonの作品ページに飛びます)

SFホラー映画 流血描写

あらすじ

遥か遠くの惑星〈アッシュ〉。

そこにある宇宙観測ステーションで、宇宙飛行士のリヤがひとり目を覚ます。
目の前には、仲間たちの変わり果てた姿が。

なぜ自分だけが生き残ったのか、そしてこの惨劇は誰が引き起こしたのか──リヤの記憶は曖昧なまま、恐怖と混乱の中に投げ込まれる。

まもなく、地球から救助隊員のブリオンが到着。
彼はリヤの証言を聞きつつ、事件の真相を探ろうとするが、やがてふたりの間に不穏な空気が流れ始める。
互いに相手を信じきれず、心の奥に疑念を抱きながら、彼らは“あの日、何があったのか”を追っていく。

だが、調査が進むにつれて、事態は想像もしなかった方向へとねじれていく。
記憶、真実、そして人間の本質が暴かれていく中で、ふたりは宇宙の闇よりも深い“信頼の崩壊”に直面していく──。

登場人物

リヤ・オルティス

演|エイザ・ゴンザレス

宇宙飛行士の女性。
惑星アッシュにある宇宙ステーションで目を覚ますが、仲間たちは全員死亡しており、記憶もあいまい。
自分がなぜ生き残ったのか、何が起きたのかを探ろうとする。

ブリオン・カーガイル

演|アーロン・ポール

地球から派遣された救助隊員。
生存者リヤの救助と事件の調査のため、惑星アッシュへ向かう。冷静沈着だが、リヤの言動に不信感を抱き始める。彼自身にも、語られていない過去があるようで……。

アディ

演|イコ・ウワイス

宇宙ステーションのクルーのリーダー。
冷静沈着で判断力に優れ、クルーの信頼も厚い。
リヤの記憶の断片に登場し、事件の真相を解明する鍵となる人物。

クラーク

演|ケイト・エリオット

宇宙ステーションのクルーの一員。
リヤが目覚めたとき、彼女の姿は見当たらず、唯一行方不明となっている。
彼女の生死や行動が、物語の緊張感を高める要素となっている。

ケヴィン

演|ビューラ・コアレ

宇宙ステーションのクルーの一員で、リヤの恋人。
彼の死の真相や過去の行動が、リヤの記憶の中で徐々に明らかになっていく。

デイヴィス

演|フライング・ロータス

宇宙ステーションのクルーの一員。
科学者として、惑星アッシュの調査やデータ解析を担当。
彼の研究成果や行動が、事件の背景を解明する手がかりとなる。

見どころ

疑心暗鬼が生む心理的サスペンス

主人公のリヤは地球から遠く離れた宇宙ステーションの中で目覚めると、頭は朦朧として何があったか思い出せません。

誰かいないか部屋から出て探してみますが、同僚たちが全員死んでいるという衝撃的な状況に直面します。

何故自分だけ生き残っているのか、時々フラッシュバックのようにリヤの記憶なのか、異形の何かが襲ってくるところを見るのですが、やはりハッキリしない記憶にリヤは戸惑います。

そこへ救難信号を聞きつけて救助しに来たというもう一人のキーパーソンとなるブリオンという男が現れます。

この男は何者なのか、本当にリヤの味方なのか?
それとも彼は何かを隠しているのか?

観ているこちらもどんどん疑いたくなってくるのです。

セリフのひとつひとつ、ちょっとした表情の動き、行動のひとつ取っても「この人は何を考えているのだろう?」と思わせるような仕掛けになっていて、最後まで気が抜けません。

視聴者もリヤと共に、誰が真実を語っているのか一緒に考えているような感覚になり、じわじわと不安を誘うような緊張感のあるサスペンスが繰り広げられます。

一体ここで何が起きているの!?

フライングロータスによる独特の映像と音の融合

本作の監督であるフライング・ロータスは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身の音楽プロデューサー、DJ、ラッパー、映画音楽家で、音楽界で高い評価を受けるアーティストとしても知られています。
主にヒップホップ音楽を手掛けていますが、ジャズや電子音楽、ブラジル音楽の影響をつよく受けており、強い重低音と特異なリズムが特徴的です。

親日家で、日本の映画やアニメ、ゲームのファンとしても知られており、日本の映画監督の三池崇史、塚本晋也、北野武を賞賛をしているそうです。

ライブのために来日した際、アニメ『ドラゴンボール』の道着を着て登場すると、ライブでの楽曲にはゲームサウンドの要素をたくさん盛り込んで日本のファンを喜ばせたそうです。

その彼が手がけた映像は、従来のSF映画とは一線を画すユニークな美学に満ちています。

極彩色の光、異質なテクスチャ、そして不穏さと静寂が交差するサウンドデザインなど、彼にしか作れない“視覚と聴覚の宇宙”が広がります。単なるSFスリラーではなく、アートフィルムとしても注目すべき作品です。

フライング・ロータスさんのことは知らなかったのですが、この映画の映像を見てかっこよさを感じていたので納得の経歴でした!

エイザ・ゴンザレスとアーロン・ポールの緊張感ある共演

ヒロインのリヤ役には、ゴジラvsコングなどで知られるエイザ・ゴンザレス
そして救出隊員ブリオンには、ブレイキング・バッド』のジェシー役で世界的な人気を得たアーロン・ポールが演じています。

二人の演技のぶつかり合いは、作品全体の緊張感を高めています。

特に、言葉の裏に潜む感情の機微や、視線ひとつで語る心理描写など、ミニマルな会話劇の中でも高い演技力が発揮されています。
観客は彼らのやり取りを通して、次第に事件の真相と登場人物の内面に迫っていくことになります。

アーロン・ポールさんいい役者さんですよね!

SFとスリラーが融合した新感覚の物語構造

遠い惑星という舞台で、AIや高度な技術が背景にある世界観はありがちで典型的なSFと感じますが、本作の魅力はそこにとどまりません。

むしろ、SFの道具立てを用いながら人間の本質的な「孤独」や「信頼」、「真実とは何か」といった哲学的テーマを掘り下げている点に深みがあります。

SFというジャンルにとらわれず、観る者に心理的なスリルと思索の余韻を残す構成が、本作を“ただのSF”ではない作品へと引き上げています。

自分の記憶が本当に正しいのか、自分が間違っていないか、というところも哲学的に感じてしまいますね。

反応まとめ

サブスク配信状況 (2026年1月 現在)

配信サービス 配信状況
Netflix ×
Amazon Prime
U-NEXT ×
Disney+ ×

本記事で紹介しているサブスクリプションサービスの配信状況は、サブスク配信状況 (2026年1月 現在)
の情報に基づいています。
配信状況は予告なく変更されることがあり、一部のタイトルは配信終了している可能性もございます。
サービスごとに更新頻度や内容が異なるため、視聴を希望される方は、各サブスクリプションサービスでの最新情報を確認することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

よくあるSF映画かな、と思いつつ見たら一気に引き込まれて最後まで視聴してしまいました。

目を引く映像の美しさと、一体何がどうなっているのか、どうなってしまうのかという心理戦が面白い作品だと思います。

ホラー要素も多くは見せずに不気味なクリーチャーを魅せる作りも割と好みでしたし、人間が怖いのか、クリーチャーが怖いのか、はたまた宇宙が怖いのか何が何だかわからないまま主人公リヤと一緒に戸惑ってしまいますが、ストーリーが進むにつれ徐々に明らかになっていくところが面白かったです。

外に出て主人公リヤが空を見上げるシーンがあるのですが、とても綺麗で、美しくも恐ろしい場所という表現が上手くされていて好きでした。

イコ・ウワイスさんが出演しているのでアクションシーン期待していたのですが、そんなになくてそこだけは少し残念でした。

以上、映画『アッシュ~孤独の惑星~』その記憶は、本物か。SFの皮をかぶった心理スリラー!でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

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