映画「ザ・ウォード/監禁病棟」放火した女性が収容されたのは精神病院!だけどこの病院何かおかしい!?
ザ・ウォード/監禁病棟
評価☆☆☆★★
Amazonプライムで配信されているホラー映画をご紹介します。
映画「遊星からの物体X」や映画「ハロウィン」のジョン・カーペンター監督が手掛ける正統派精神病院ホラー!
放火の疑いで連れてこられたのは精神病院の隔離病棟だった。
収容されたその日のうちに病院内で幽霊を目撃して以来、同じく収容されている同年代の女性が次々といなくなってしまう。
この病院は何処かおかしい!?
主人公は病院から脱出しようと試みるが…
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できるだけネタバレしないようにオススメしていきますので、最後まで読んでいってくださいね!
原題| The Ward 監督| ジョン・カーペンター 脚本| マイケル・ラスムッセン ショーン・ラスムッセン 製作国| アメリカ合衆国 配給会社| ショウゲート 日本公開日| 2011年9月17日 上映時間| 1時間29分 公式Twitter| ザ・ウォード/監禁病棟 @theward_jc
ホラー映画 幽霊 グロ描写
あらすじ
1959年、火事の現場に居たクリステンは放火の容疑で拘束されてしまい、連行された先は精神病院だった。
クリステンは同年代の女性、アイリス、サラ、ゾーイ、エミリーの4人とともに監禁病棟に隔離された。
担当医と面談をしたクリステンは放火の現場と名前以外のことを全て忘れており、記憶喪失だということに気付く。
クリステンはある日、監禁病棟の中にいるはずのない恐ろしい姿の女性を見てしまう。
やがて同室の女性たちが1人、また1人と姿を消していき、クリステンは病院内で何かが起きていると訴えるが、誰も聞く耳を持とうとしない。
不可解なことが起こる完全に隔離されたこの精神病院からクリステンは無事脱出できるのだろうか─。
登場人物
クリステン
演|アンバー・ハード
声|木下紗華
主人公。
家屋の火災現場を見ながら立ち尽くしていたところを巡回中の警察に拘束され、精神病院に送られた少女。
名前と火事があったこと以外、すべての記憶を失っている。
エミリー
演|メイミー・ガマー
声|牛田裕子
金髪の女性。
何を考えているのか読めないタイプで、新入りのクリステンを小バカにするような態度をとっているが…
サラ
演|ダニエル・パナベイカー
声|羽飼まり
黒髪の女性。
自意識過剰気味なタイプ。
ゾーイ
演|ローラ=リー
声|内山夕実
内気で精神年齢が低い、幼い服装をした女性。
口の中にコインを隠し持つクセがある。
アイリス
演|リンジー・フォンセカ
声|中嶋アキ
眼鏡をかけたおとなしめの女性。
4人の中では割とマトモな方。
見どころ
クリステンは一体何をしていたのか
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冒頭で主人公のクリステンは家に放火をしているのですが、一体何故その家に火をつけていたのかが記憶を失っているのでわかりません。
その場で、巡回中の警察に拘束されて連れてこられたのが精神病院でした。
精神病院の中でも、奥の方に位置する隔離病棟に監禁されてしまったクリステン。
彼女は精神に異常をきたしていたのか、それとも…?
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陰鬱な精神病院の隔離病棟
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主な舞台は1960年代の精神病院の中で繰り広げられます。
登場人物の服装や制服、病棟内の設備なども古めかしさを感じさせられます。
しかしこの精神病院、隔離病棟の中だというのに担当医も看護師たちも極端に冷淡に感じてしまう振舞いをしています。
優しい言葉をかけてくれる人は皆無で、病棟内に監禁されたクリステンと4人はぶつかり合いながらも何とか過ごしていますが、時間がたつにつれ1人1人といなくなってしまうのです。
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度々現れる女性の霊は一体何者なのか
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精神病院の隔離病棟に収容されたその日の夜からクリステンは、明らかに生きているとは思えないおぞましい女性の霊を見ることになります。
シャワー室で首を絞めて来たり、突然投げ飛ばされたりするのです。
この霊はクリステンが脱出をしようとするのを阻止しようとしているのでしょうか?
それとも何か他の秘密があるのでしょうか?
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反応まとめ
ホラー映画鑑賞会2018
48『ザ・ウォード 監禁病棟』
J・カーペンター監督作品。
ある農家を放火し精神病棟に送り込まれた女性が収容されてから、周りの患者の美女たちが次々と消えていくが彼女らには秘密が…処置室で鋭利な器具や頭部電気ショックなど病棟ならではの殺害方法が凄い!幽霊強過ぎ😅😅 pic.twitter.com/goQpJfV0Us
— オトガイ (ヨッシー) 日常&映画感想 (@Judgement1997) March 21, 2018
『ザ・ウォード 監禁病棟』鑑賞
精神病棟に隠された秘密と主人公の過去を巧みにリンクさせ、真実を明らかにしていく構成がとても良かった。物理的な殺害方法を魅せてくれるパワー系ゴーストや、脱走を目論む主人公vs職員の攻防も面白い。
感じていた多数の違和感が一本の線で繋がるラストに驚愕。 pic.twitter.com/q09YbNWfAk
— 黒澤家 (@dial_M_for_M) January 31, 2022
ジョニー・デップに逆転KOパンチを喰らって敗訴したアンバー・ハード。
彼女はジョン・カーペンター最後の映画『ザ・ウォード/監禁病棟』(11年)の主演だったことを、この機会に是非とも覚えて頂きたい。ちなみに映画自体は全く面白くありませんが、アンバー・ハードの狂人演技は中々見応えがあります。 pic.twitter.com/e6wY2DjmGM— ブッシュマン (@zonbi5bloodbath) June 2, 2022
『#ザ・ウォード/監禁病棟』
2021年現在 #ジョン・カーペンター が自らメガホンを取った最後の作品(2011一般公開)である。
カーペンターにしては珍しく出演陣には主役のクリステン(#アンバー・ハード)を筆頭に5人の女性を配している。他名優リチャード・ハリスの息子 #ジャレッド・ハリス が共演。 pic.twitter.com/ocho8vhocf
— マチビット | ジョン・カーペンター監督作品追っかけ中 (@machibit) May 3, 2021
まとめ
いかがでしたか?
この作品はネタバレをしてしまうと見ごたえが減ってしまう作品なので、出来る限りネタバレしないように書いてみました。
アメリカでは1950年代まで、およそ1万9000人がロボトミー手術が行われていたためとされています。
※ロボトミー手術とは、前頭葉白質切截術(ぜんとうようはくしつせっせつじゅつ)およびロボトミーといい、脳の前頭前野の神経線維部分の切断を伴った脳神経外科的精神障害の治療方。
60年代のアメリカで、精神病院ではどんな治療がされていたかというと患者や患者の家族の許可なく去勢をしたり、皮膚が腫れ上がるほどキツく皮ひもで縛り上げたり、レイプや虐待は当たり前で、ある病院では事務処理すら怠っており多くの患者の病名や身元がわからなくなっていたということもあったそうです。
そういった時代背景を舞台としてストーリーを構築したのだと思います。
主人公のクリステンは何故放火をしたのか?
主人公とともに隔離病棟で過ごしていた女性たちは一体どこへ行ってしまったのか?
なかなか見ている最中の考察しがいがあって面白い作品でした。
主人公のクリステンを演じたアンバー・ハードといえば最近ジョニー・デップとの裁判で話題となりましたが、この作品では素晴らしい演技をしていました。
ちなみに、映画「ゾンビランド」で冒頭で出てくる主人公がちょっといいなと思っていたお隣さん406号室の女性もアンバー・ハードが演じています。
ちょっとしか出てこないですけどね。
それと、エミリー演じるエイミー・ガマーはなんと有名ハリウッド女優メリル・ストリープの娘なんですよ!
たしかによく見てみると若い頃のメリル・ストリープの面影を感じました。
以上、映画「ザ・ウォード/監禁病棟」放火した女性が収容されたのは精神病院!だけどこの病院何かおかしい!?でした!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
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