映画「呪詛」ホラー好きなら絶対見て欲しいNetflix配信の最恐台湾ホラー

呪詛

評価☆☆☆☆☆

2022年7月8日よりNetflix独占配信された映画「呪詛」

台湾史上で最も怖い映画と言われ、Netflixで公開されるや否やSNSでこれはやばい!怖い!と反響が溢れました。

映画「ブレアウィッチプロジェクト」や映画「パラノーマル・アクティビティ」といったPOVやモキュメンタリー形式で描く台湾の密教の恐ろしい呪いを是非見て欲しいです。

呪いや祷り、宗教やカルト教団、禁忌やタブーといった物がお好きな方は楽しめると思います。

そんな映画「呪詛」について語りたい!

ということで、最後まで読んでいってくださいね!

呪詛
原題|
咒
英題
Incantation
監督|
ケヴィン・コー(柯孟融)
脚本|
ケヴィン・コー(柯孟融)
チャン・ジャウェイ(張喆崴)
製作国|
台湾
配給会社|
Activator Licensing
公開日|
2022年3月18日(台湾)
上映時間|
1時間51分
公式Facebook|

ホラー映画 POV 心霊描写 呪い トライポフォビア(集合体恐怖症)注意 虫注意

映画「呪詛」あらすじ

出典:Netflix

過去に動画配信サイトでオカルトチャンネルの配信者としてカルト教団の儀式の取材と称して禁忌を破ってしまったリー・ルオナンは、娘が呪われているので協力して欲しいと呼びかけてくるところから始まる。

ルオナンはこれまで里子に出していた娘のドゥオドゥオを里親だったチーミンから引き取って一緒に暮らすことになったのだが、ドゥオドゥオの周囲では不可解な現象がたびたび起こり始めてしまう。

6年前に破ってしまった禁忌がきっかけで娘は呪いにかかってしまったのか?

母子2人は一体どうなってしまうのか、呪いを解くことは出来るのか─。

映画「呪詛」登場人物


出典:Netflix

リー・ルオナン

出典:咒 Incantation公式Facebook

演|ツァイ・ガンユエン(蔡亘晏)

6年前、とある村で禁忌を侵してしてまった女性。
里子に出していた娘のドゥオドゥオと一緒に暮らす決心をするが…

ドゥオドゥオ

出典:咒 Incantation公式Facebook

演|ホァン・シンティン(黃歆庭)

ルオナンの娘。
里子に出されていたが、母のルオナンと一緒に暮らすことに。
何もない天井を見上げ何者かの存在に怯えるなど、彼女の周囲では不穏な現象が続いている。

シエ・チーミン

出典:咒 Incantation公式Facebook

演|ガオ・インシュアン(高英軒)

ドゥオドゥオの里親の男性。
里親としてドゥオドゥオに深い愛情を注いでいた。

アードン

出典:咒 Incantation公式Facebook

演|ショーン・リン(林敬倫)

6年前にルオナンとともに、とある村を取材と称して訪れた動画配信者のうちの1人。

アーユェン

出典:咒 Incantation公式Facebook

演|阿Q

6年前にルオナンとともにとある村を取材と称して訪れた動画配信者うちの1人。

映画「呪詛」見どころ

出典:Netflix

開始5分に引き込まれる

開始直後、主人公のルオナンは視聴者に語り掛けてくるところから始まります。

ルオナンは「皆さんは祈りを信じますか?」と問いかけてきます。

祈りとはどういったものか、見方次第で変わるのですと説明をしたうえで、「私は6年前に禁忌を侵してしまいました、娘の呪いを解くためにこの動画を撮っています」と続けます。

そして「このまま見てくれるのなら万が一のためにこの符号を覚えるまで見てください」と語り掛け、さらに「この画像を見ながらお経を一緒に唱えてください」とお経を繰り返し唱えるのです。

「火佛修一心薩嘸哞」
「ホーホッシオンイー シーセンウーマ」

これが視聴者を開始5分でグッと引き込んでくるのです。

破ってしまったタブーとは?
娘さんに何があったのだろう?
ふんふん、この符号を覚えればいいんだね?と引き込まれてしまうのです。

POV視点に込められた想い

一度養子として手放してしまった娘ドゥオドゥオを再度引き取り、一緒に暮らすことにしたルオナンはビデオカメラを手に入れドゥオドゥオを引き取る瞬間から撮影を始めています。

母親である自分との最高の思い出として記録をしていたはずのビデオカメラには、最悪の記録が残ってしまうのです。

POV(Point Of View:一人称視点)の作品としてはブレブレの映像は少なくテーブルや地面に置かれた映像なので割と見やすいと感じました。
画面酔いしやすいから苦手という方でも大丈夫なのではないかなと思います。
(個人の感想です、酔ってしまう方もいるかもしれません)

娘のためを思ってしたことのはずが…

実際にあった台湾のカルト教団の家族の話(閲覧注意)

映画「呪詛」の中に出てくる密教と、その密教が祀っている「大黒仏母」は架空のものらしいのですが、台湾で実際に起きた事件が基になっているそうです。

高雄市鼓山区という台湾南部の街に住んでいた呉という一家がおり、両親の職業は不明、4人の子どもたちは看護師、ケータリング業、印刷業をしていました。
2005年2月に次女が「第3の王子」に憑りつかれたと主張したことから始まり、台北に住んでいる長女が危機に瀕しているから高雄に戻らないといけないと家族に告げ、母親が台北に向かい姉を連れ戻します。

長女が母と実家に戻り、寝ていると悪夢をみてしまうので昼間だけ眠るようになります。

3月になると、長女が「観世音菩薩」と名乗るものから電話を受けると、この世から災害をなくし、他人の問題を解決したいと主張すると家族を殴り始めます。

家族は長女のために霊山に向かい、祭壇に行きました。

すると家族それぞれが玉皇大帝」「国母(王の母)」「七仙女(7人の妖精)」に憑りつかれたと言い、除霊の為とお互いを神札で殴り合い、火のついたお香で燃やし合い、お供えの塩やごはんを投げ合うと、しまいには灰を溶かした水の飲ませ、お互いに排泄物を食べさせるなどの奇行を1か月も続けたのです。

その後、呉一家6人は食べることを完全に拒否し、水のみを口にしました。

近隣に住む親戚は彼らの行動に怯え、家に近寄ることもなく彼らを助けることもしませんでした。

4月になると長女が息絶ると、家族は長女を病院へと運びますが憑いていた鬼(台湾では悪霊のことを指す)が死んだだけだと思い込み、母親は「長女はまだ死んでいない、長女が幽霊に憑りつかれている」と主張していました。

しかし、病院で死亡が確認されるとそこで初めて母親は長女が家族の手で殺されたことに気付いたのです。

病院での長女の死亡原因は「臓器不全」と診断され、残りの家族は逮捕され精神鑑定にかけられましたが全員が「精神に異常はなかった」としてなんと「無罪」となったという不可思議な事件でした。

この事件は呉一家が集団で妄想性障害を起こし苦しんでいたと思われています。
彼らは幽霊や古来よりの神や、医者やタブーを恐れており、悪魔や悪霊に憑りつかれることに妄信していたことが最終的な悲劇につながってしまったのではないでしょうか。

作品を手掛けたコー監督は、

「信仰に対する敬意、特に宗教上の禁忌や深い謎に包まれた宗教には、恐怖心がいくらか混ざっているものです。私は怖い物語が大好きですが、それでもこうした題材には手を出せずにいました。この畏れの感情を「呪詛」で最大限に生かしたいと思ったのです」

と言っており、実際の事件やチェーンメールやネット上の掲示板などに語り継がれる多くの怖い話を濃厚に凝縮した作品となっています。

どんなに怖い映画でもフィクションだから楽しめるけど、本当にあった事件はあまりにも怖すぎます…
「事実は小説よりも奇なり」とはよく言いますが…

映画「呪詛」反応まとめ

まとめ

いかがでしたか?

久々に大満足したホラー映画でした。
私は部屋を暗くして、ワイヤレスイヤホンで視聴したのですが大正解でした!

なんといっても居心地の悪くなる繰り返されるお経がイヤホンを通して聞こえてくるあたりたまりませんでした。

ちょっとやそっとのホラーじゃ満足しない!という方は是非イヤホンで見てみてください。

心霊描写としてはそこまで怖いという訳ではないのですが、見終えたあとに「なんてことをしてくれたんだ…恐ろしすぎる!」となるような視聴者参加型POVとして優秀な作品だと思います。

トライポフォビア(集合体恐怖症)の方はもんどり打って倒れてしまうかもしれません。
虫や蓮コラのようなブツブツの傷口映像が所々出てくるので注意です。

さぁ、皆さんで唱えましょう。

「火佛修一心薩嘸哞」
「火佛修一心薩嘸哞」
「火佛修一心薩嘸哞」

「ホーホッシオンイー シーセンウーマ」
「ホーホッシオンイー シーセンウーマ」
「ホーホッシオンイー シーセンウーマ」

もうやめて!頭から離れなくなっちゃう!!

以上、映画「呪詛」Netflixでみられる最恐実話台湾ホラーでした! 最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

Netflixの方はこちらから視聴できます。




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